実践するドラッカー【思考編】-佐藤 等-編著より。
社会的役割を果たすための優先順位は、次の順番で考えます。
- must = なされるべきこと
- can = できること
- will = やりたいこと
僕はこれまで優先順位として、1.must→2.willで考えていました。
しかしこの本では、間に「can = できること」が間に入っていました。
以下のような記述がありました。
しかし、「なされるべきこと」は、「できること」に制約されます。ですから、「できること」を着実に増やし、「なされるべきこと」の範囲を広げていかなければなりません。
なるほど、今までは「できること」を考えていませんでした。それはつまり逆を返せば「できないこと」を把握していなかったということ。自分の能力を客観的に把握しようとしていなかったということです。
耳の痛い話です…。
なので、これを機会にmust、can、willについて考えてみることにします。
mustについて考えてみる
まず、「must = なされるべきこと」について。これを成すことが目的なので、まず最初に考えます。実は、これは会社のチームの勉強会で、そのチームのミッションを考えたコトがあるため、以下で決まりです。自分としても全く異論はありません。
少し長めなのでうろ覚えですが(覚えていないという事は、普段はそんなに意識していないというコトです…)
大体以下のような感じです。
なされるべきこと
- チームが中心となって、安全・便利・快適なwebサービスをいつでもどこでも使えるように提供すること
ユビキタスの一翼を担う部署で働いています。
canについて考えてみる
今まで深く考えたコトがありませんでした。
とりあえず列挙してみます。
できること
- PHP、JavaScriptでコードがそこそこ書ける
- 各デザインパターンを「情報として」知っているので、調べながら少しマシなコードにできる
- クライアントサイド、サーバサイドの負荷について気にするコトができる
- クライアントサイドの「高速化」の知識を「情報として」知っている
- Cookieを扱うコーディングにそこそこ慣れている
- 極々小規模なプロジェクトの設計からコーディングまで、何とかできる
- サーバサイドの画像処理について、上っ面だけ知っている
何とも中途半端なスキルです。ここで、自分のmustとcanを同時に満たせる物事を考えると、以下のようになると考えました。
安全、便利で、メンテが殆ど必要のないくらいの極々小規模なサービスを、ほんのちょっとだけ快適な形で、いつでもどこでもパーソナライズして(セキュリティは微妙)提供するコトができる
半人前もいいところです。
「できること」を列挙したので、逆に「できないこと」を列挙してみます。
- PHP、JavaScriptで大規模で複雑なコードが書けない
- デザインパターンを「知識として」理解していない
- クライアントサイド、サーバサイドの負荷チューニングについて、根拠を付けて決定することができない
- クライアントサイドの「高速化」を効率よく実践できない
- Cookieについてのプロフェッショナルにはなっていない
- 中規模以上のプロジェクトを引っ張っていけない
- サーバサイドの画像処理について、殆ど知らない
まだまだ何もできません…。
willについて考える
まだ漠然としていますが。
- 小さいけど便利なサービスを最適、スマート、シンプルな形で提供したい
- それらを簡単に組み合わせることで、自由にパーソナライズさせたい
- そのパーソナライズされた情報を、モバイル端末やTVに最適化させたい
サービスの提供の仕方の理想はあります。ただ、この程度は誰でも考えているでしょう…。すぐには思いつきませんが考えていかないといけません。
今のところは、健康やライフログに関するサービスがこれから流行すると思っているので、それ方面の勉強をしていきたいと思っています。
また、willを実現するためにやるべきことを考えてみます。
- 情報を最適な小ささに区切っていく技術
- UIの勉強。HTML5,CSS3,JavaScript
- 貧弱な環境でも簡単に情報を閲覧できるように、負荷軽減の方法を勉強する
- パーソナライズ(認証方式,Cookie)に関する勉強
なるほど、僕はシンプルで美しいサービスを作りたいっていうコトになるんですね。
まとめ
「can」の視点は新鮮でした。
自分を客観視することで立ち位置が分かりました。予想外に低かった。これからどうすれば上にいけるか、考えないと…。
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